花巻東が初戦突破　佐々木麟太郎は全国初打席アーチなど3打点の衝撃デビュー

初回いきなり高校通算48号

　第52回明治神宮野球大会が20日、神宮球場で開幕した。第1試合は高校の部で、花巻東が国学院久我山と対戦。花巻東が6-3で勝利し、初戦を突破した。「3番・一塁」で先発した佐々木麟太郎内野手が全国デビューの舞台で3打点を挙げた。

　まずは初回2死から右翼席へ弾丸アーチ。1年生にして高校通算48発目となった。3回1死二、三塁の第2打席で同点の中犠飛を放つと、2-3の7回にも同点の中犠飛。この回一挙4得点につながった。

　試合後のインタビューでは「たくさんの方々に感謝の心をもっていましたし、チームの勝利に貢献できるんだという強い心で打席に入りました」と本塁打の打席を振り返り、笑顔を見せた。高知との準々決勝は22日に予定され「とにかくチームが勝つことが一番、応援してくれる方々に感謝の心をもって、花巻東らしい野球をしたい」と口にした。

　満票でア・リーグMVPを獲得した大谷翔平投手の後輩にあたるスーパー1年生が、初めての全国の舞台でまずは1勝を挙げた。

（Full-Count編集部）