エンゼルス、さらなる先発ローテ補強は? MLB公式がオススメする“手頃な”ターゲット
エ軍は「まだ先発ローテを補強しようと試みている」
今オフにマリナーズからFAとなった菊池雄星投手。メジャー4年目の来季はどのチームのユニホームを着るだろうか。MLB公式サイトは「各球団がターゲットにすべきFA選手」を特集。カブスが30歳の日本人左腕を獲得すべきと“進言”している。また、エンゼルスには今季ホワイトソックスで13勝を挙げたカルロス・ロドン投手をあげている。
MLB公式は、今回の企画は「この冬に起きることの予想ではない」と強調。今季所属した球団は除外、各選手1球団のみという“ルール”の下、各球団が獲得に乗り出すべき選手を選定した。菊池の名前があがったのはカブスだった。
菊池は今季29試合登板で7勝9敗。157イニングを投げて防御率4.41、163奪三振を記録した。奪三振割合を示す「K%」、ボール球を振らせた率を示す「チェイスレート」「空振り率」はリーグ平均より上位だったと説明している。マリナーズが4年総額6600万ドル(約75億3700万円)の球団オプションを、菊池側が1年1300万ドル(約14億8500万円)の選手オプションを行使せずFAになった左腕。新天地はどこになるだろうか。
大谷翔平投手が所属するエンゼルスについては、ロドン投手をあげている。エンゼルスはノア・シンダーガード投手と1年2100万ドル(約24億円)で契約したが、「まだ先発ローテを補強しようと試みている」と記事は指摘。今季ノーノーを達成するなど自身初の2桁勝利となる13勝を挙げた28歳を「大躍進の1年を送った」と評価し、「彼は安くはないだろうが、ロビー・レイやケビン・ガウスマン、マーカス・ストローマンといった投手より手頃な価格になると見られている」としている。
(Full-Count編集部)