今季エンゼルスで年俸9.1億円も未勝利で放出… 左腕キンタナがパイレーツに移籍へ
キンタナは今季エ軍に約9.1億円で加入も不調、途中でウェーバーとなった
今季途中までエンゼルスに在籍し、加入したジャイアンツからFAとなった32歳左腕ホセ・キンタナ投手がパイレーツと1年契約を結んだと、米メディアが伝えた。200万ドル(約2億2800万円)前後の契約になるとみられている。
2012年にホワイトソックスでデビューしたキンタナはメジャー通算83勝80敗、防御率3・84。2016年から19年にかけてホワイトソックスとカブスで4年連続2桁勝利をマークしている。昨年オフにカブスをFAとなり、1年800万ドル(約9億1300万円)でエンゼルスに入団。先発ローテの一角と期待されたが、5月末に左肩の炎症で負傷者リスト入りするなど、24登板(10先発)、0勝3敗、防御率6.75とふるわなかった。8月末にジャイアンツへウェーバー移籍したが、5試合登板で0勝0敗、防御率4.66だった。
米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」はキンタナについて、2012~2019年は「耐久性のある堅実な先発投手だった」と説明。パイレーツは先発が必要であり「(キンタナを)ローテーションの1人としてシーズンをスタートさせることになるだろう。パイレーツはキンタナがかつての調子を取り戻し、当時のように『イニング・イーター』として復活することを願っている」と伝えている。
(Full-Count編集部)