まるで刀を振り下ろすイメージ? 西武期待の若手が取り組む“矯正スイング”の狙い

西武・山田遥楓【写真:荒川祐史】
西武・山田遥楓【写真:荒川祐史】

球団公式ツイッターが西武の山田遥楓内野手が取り組みを紹介

 秋季練習は動きを体に染み付ける重要な期間となる。西武の山田遥楓内野手が取り組んでいる打撃練習の様子を球団公式ツイッターが動画で紹介。スイングする際に後ろの肩が落ちてしまう悩みの解決につながるような映像で、まるで刀を振り下ろすようなイメージでティー打撃を行なっている。その狙いについてもコメントしている。

 山田は自身の顔よりも高い位置で、ボールを上げてもらい、ティー打撃。上から叩きつけるようにしてボールを捉えている。「結構、癖で下から(スイング軌道が)行ってしまうので、それを矯正するために、肩をまっすぐ回す練習ですね。まだまだできてないです、難しいです。もっと練習して体に染みつけます」と反復練習をしている。途中でSNS用に撮影しているカメラを手にとり、映像を確認する山田の懸命な姿も映し出されている。

 今季は自己最多の98試合に出場するも打率は.197と低迷。田辺徳雄ファーム野手特命コーチと一緒に打撃向上に取り組んでいる。「(田辺コーチに)いろいろ教えてもらっているのでしっかり言われたことをできるようにがんばります」とマンツーマンで指導を受けている。育成世代の選手にもある肩のラインやスイング軌道の悩み。あくまでも今の山田が取り組む練習であるため、全ての選手に当てはまるわけではないが、参考になる部分はあるかもしれない。

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