鈴木誠也はMLBで「大活躍できる」 オリ・ジョーンズが太鼓判をおす理由は?
「落ち着いてプレーできる環境を手にできればいいね」
オリックスのアダム・ジョーンズ外野手が、鈴木誠也外野手のメジャーリーグでの活躍に太鼓判をおした。MLB公式局「MLBネットワーク」の番組に出演。広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すスズキについて「大活躍できると思う。非常に明るい未来が待っていると思う」などと語った。
メジャーで1823試合に出場し1939安打、282本塁打をマークした他、外野手としてゴールドグラブ賞を4度受賞しているジョーンズ。番組内で「彼ならメジャーで大活躍できると思うよ。あらゆる武器が備わっていると思う。走力もあるし、守備もできる。肩も良いモノを持っている。間違いなくパワーもある。まだ27歳だし、非常に明るい未来が待っていると思う」と高く評価した。
鈴木は今季、打率.317、出塁率.433で“2冠”を獲得。昨年までゴールデングラブ賞を4度受賞している。ジョーンズは「彼は運動能力も高いし、体も小さくはない。チャンスは十分にあると思うよ。落ち着いてプレーできる良い環境を手にすることができればいいね。一野球ファンとして、彼がどこに行くのか興味がある」と、鈴木のポテンシャルの高さに着目している。
その一方で、メジャー移籍後の課題についても指摘。「修正しないといけないことも間違いなくたくさんあるとは思う。オオタニも最初の頃はレッグキックをしていたが、すり足にしてボールに付いていけるようになった。相手投手の球速が最大のハードル(障壁)になるだろう。先発も救援もメジャーでは96~97マイル(約154.5キロ~約156.1キロ)を当たり前に投げ込んでくる」と挙げていた。
(Full-Count編集部)