大谷翔平に今オフ10冠目の栄冠 日本人初&球団初の「エドガー・マルティネス賞」受賞
ア・リーグMVPやシルバー・スラッガー賞など受賞ラッシュとなっているオフの大谷
エンゼルスの大谷翔平投手が29日(日本時間30日)、年間で最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者賞)」を受賞した。1973年に設立された同賞の日本人の受賞は史上初で、エンゼルスからの選出は球団で初。大谷はこれで今季10冠目の栄誉となった。
大谷は今季、登板前後の休養日を無くして155試合に出場し、リーグ3位の46本塁打を放った。初の規定打席に到達し、打率.257、100打点、26盗塁。投手としても23試合に登板して9勝2敗、防御率3.18。156奪三振を記録した。
大谷はこのオフ、大リーグ機構からの「コミッショナー特別表彰」を皮切りに、米専門誌「ベースボール・ダイジェスト」の野手部門の最優秀選手、米誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、米誌「スポーティングニュース」が選ぶ年間最優秀選手「MLBプレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を次々に受賞した。
さらに、選手間投票で選ぶ「年間最優秀選手」と「アメリカン・リーグ最優秀野手」をダブル受賞、シルバースラッガー賞、ア・リーグMVPにも選ばれた。23日(同24日)には「オールMLBチーム」に史上初めて2部門で選出。指名打者で「ファーストチーム」、先発投手で「セカンドチーム」に名を連ね、この「エドガー・マルティネス賞」でオフに受賞した賞は10冠目となった。
今オフに大谷が受賞した賞は以下の10個。
・コミッショナー特別表彰
・米専門誌「ベースボール・ダイジェスト」最優秀選手(野手部門)
・米誌「ベースボール・アメリカ」年間最優秀選手
・米誌「スポーティングニュース」年間最優秀選手
・選手間投票「年間最優秀選手」
・選手間投票「アメリカン・リーグ最優秀野手」
・シルバースラッガー賞
・ア・リーグMVP
・オールMLBチーム(指名打者で「ファーストチーム」、先発投手で「セカンドチーム」、※1冠としてカウント)
・エドガー・マルティネス賞
(Full-Count編集部)