西武・内海、5625万円からダウン更改 来季はコーチ兼任「要領つかんで両方やる」
巨人から移籍後は3年間で2勝「来年2月には、僕も選手として勝負」
西武の内海哲也投手が2日、埼玉・所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。今季の推定年俸5625万円からの増減については「ダウンで」サイン。プロ19年目、松坂大輔投手の現役引退でチーム最年長となる来季は、投手コーチを兼任する。
今季は2試合に先発して1勝0敗、防御率7.71。2018年オフに、古巣巨人が炭谷銀仁朗捕手(現楽天)を獲得したことに伴う人的補償で西武へ移籍した。この3年間は計6試合登板で2勝2敗と振るわないが、若手からの人望が厚く、兼任コーチを任されることになった。
すでに秋季練習からコーチとしての指導を始めており、「これまでは投手コーチの方がいるので、余計なことは言わないようにしていた。これからは(渡辺)GMからも『どんどん教えて』と言っていただいたので、言いやすくなると思う」と語る。
「来年2月(のキャンプ)には、僕も選手として勝負しなければいけない。どうやればいいのか、ちょっと想像がつかないが、兼任コーチの肩書がついたからには、要領をつかんで両方やっていきたい」と新たな役割に意欲を見せた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)