西武森、5000万円増の2億1000万円で更改「交流戦までは今年もあかんわと思ったが…」

西武・森友哉【写真:荒川祐史】
西武・森友哉【写真:荒川祐史】

自己ワーストの昨季から復活、選手会長は後輩へ

 西武の森友哉捕手が3日、埼玉・所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円増の2億1000万円でサインした。今季はリーグ2位の打率.309をマークしたのをはじめ、11本塁打41打点、出塁率.420と打棒が復活。昨季は打率.251と自己ワーストの不振にあえぎ、年俸も4000万円減となっていたが、一気に取り返した。(金額は推定)

「交流戦が始まる前までは、今年もあかんわと思っていたが、なんとか盛り返すことができて、目標の3割にしっかり乗せることがきたのでよかった」と振り返り、「交流戦で自分の打撃をつかめて勢いに乗れたのと、その後、東京五輪があって、もう1度調整して後半いいスタートが切れたのが要因だと思う」と分析した。

 2年間務めた選手会長の座は、高橋光成投手へ引き継いだ。来季の目標を聞かれると、「もう考えないといけないんですか? 終わったばかりじゃないですか」とジョークを放って笑いを誘った上で、「けがなくシーズンを通して出続けることと、今年少なかった本塁打と打点を増やせるように頑張ります」と語った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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