鷹・千賀滉大が年俸6億円の5年契約! オプトアウト付き、国内FA権は行使せずに残留
メジャーリーグ挑戦の希望を持ち、来季中に海外FA権を取得する見込み
ソフトバンクの千賀滉大投手が5日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、交渉後の会見で来季から年俸6億円でオプトアウト付きの5年契約を結んだことを明らかにした。今季取得した国内FA権は行使せず、来季もソフトバンクでプレーすることになり「まず1年しっかり怪我なく投げること。キャリアでベスト。全部の数字で打ち抜くくらいやらないといけない」と語った。
千賀は今季、両ふくらはぎのコンディション不良で出遅れ、開幕に間に合わず。今季初登板となった4月6日の日本ハム戦で今季初白星を掴んだものの、その試合で左足首の靭帯を損傷して再離脱した。復帰戦となった7月6日のロッテ戦では3回途中10失点でKO。直後に控えていた東京五輪出場も危ぶまれた。
それでも、五輪本大会に間に合わせて、リリーフとして金メダル獲得に貢献。後半戦は大車輪の活躍を見せて、11試合で9勝をあげて6年連続2桁勝利を達成した。今季中に国内FA権を取得したものの、権利は行使せずに残留することになった。
メジャーリーグ挑戦の希望を持っており、順調にいけば、来季中には海外FA権を取得する。契約を破棄できるオプトアウトの条項が付いており、メジャーリーグ挑戦は可能となっている。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)