「褒めてくれると思う」 佐藤義則氏、マスターズ甲子園出場で星野仙一氏を回願
プロ、アマ野球の“原点”だった聖地・甲子園
マスターズ甲子園の名誉会長を務めている故・星野仙一氏は、佐藤氏が阪神・楽天では監督とコーチだった縁がある。「(見ていてくれたら)ストライク先行だったから褒めてくれると思う。『まだ投げられるんだな』と言ってもらえる」と懐かしんだ。
2019年に楽天のテクニカルコーチを退任後、2020年からは兵庫県西宮市にある関メディベースボール学院で野球の指導をしている。母校・函館有斗で甲子園を目指した49年前は、エースとして夏の甲子園南北海道予選の決勝に進出したが、苫小牧工に春のリベンジを果たされ甲子園出場を逃していた。
「小学生やもっと小さいころから野球を始めるけども、僕らの時代は硬式球を握るのは高校からだったから。みんな3年間ここを目指してやっているし、ここを通らないとプロにも行けない。甲子園は野球の原点だと思う」
今後もマスターズ甲子園大会や函館大有斗OBチームが繁栄していくことを祈念し聖地を後にした。
(喜岡桜 / Sakura Kioka)