小中学校は補欠でもプロ通算219勝 レジェンド山本昌氏を支えた“凡人マインド”
未踏の50歳現役、最多勝&沢村賞にも「まぐれだと思っていた」
プロ通算219勝を挙げ、数々の最年長記録を持つ元中日の山本昌氏は、決して“金の卵”ではなかったという。小・中学校時代は補欠で、高校時代も甲子園とは無縁。そんな平凡だった左腕がなぜ前人未到の50歳まで現役を続けることができたのか――。少年少女や、子を持つ親への“成長のヒント”を語る。
1993年から2年連続で最多勝を獲得し、19勝を挙げた1994年には沢村賞にも輝いたが「まぐれだと思っていた」と言う山本昌氏。他者より劣っていた少年時代があるからこそ、決して天狗にはならなかったという。「常に自信のない中でやってきた。このままじゃダメだ」との意識が、加齢を上回る進化を促進した。
壮大なサクセスストーリーの裏側を語った様子は、野球育成や技術向上を助けるプログラム「TURNING POINT」が動画で公開。引退後も学びを続けるレジェンド左腕の言葉は、技術向上を目指す選手たちの“道標”になる。
(Full-Count編集部)