「笑っていられる由伸強い」 味方の珍プレーにも動じないオリ山本が「どえらい大物」
1つのバントで2度、三塁で走者がアウトになった
2021年のプロ野球はヤクルトの日本一で幕を下ろした。熱い戦いが繰り広げられた今シーズンの名珍場面を振り返ってみよう。オリックスが送りバントに失敗して三塁で2度もアウトになったシーンは、ファンを「情報が多すぎてついていけてません」「わちゃわちゃ!」と混乱に陥れた。
8月26日に京セラドームで行われたソフトバンク戦でのことだった。無死一、二塁から、捕手前へのバントを若月が三塁へ送球して二塁走者の松田を刺した。すかさず一塁へ転送されたが、一塁ベースカバーの安達がポロリ。この間に一塁走者だった今宮が一気に三塁を狙ったが、安達からの送球でアウトになった。1つのバントで2度も三塁で走者がアウトになるという“珍場面”だった。
この一部始終を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeチャンネルで公開され、大反響を呼んだ。落球の瞬間、先発山本が浮かべた表情に「笑っていられる由伸強い」「一塁でアウト取れなくても笑顔で楽しめるのが由伸」「山本由伸様余裕ありすぎでどえらい大物すぎる……」とファンは最強エースたる所以を感じているようだった。
(Full-Count編集部)