日本ハム、新助っ人アルカンタラ獲得 新庄監督の第1印象は「ヤクルトにいたホージー」

日本ハムと契約合意したアリスメンディ・アルカンタラ【写真:Getty Images】
日本ハムと契約合意したアリスメンディ・アルカンタラ【写真:Getty Images】

前ジャイアンツでマイナーリーグ通算96本塁打

 日本ハムは10日、来季の新戦力として前ジャイアンツのアリスメンディ・アルカンタラ内野手と契約に合意したと発表した。メジャー通算167試合出場。今季はジャイアンツ傘下3Aでプレーし、71試合で打率.280、17本塁打52打点だった。

 2008年にアマチュアFAでカブスに加入したアルカンタラ。2014年にメジャーデビューを果たして70試合に出場すると、2017年にはレッズで70試合に出場。2018年はメキシコで、2019年はメッツ傘下、2021年はジャイアンツ傘下でプレーしていた。今季も二塁、三塁、遊撃、そして外野でプレーしており、ユーティリティ性を備える内野手だ。

 新戦力としてアルカンタラを迎えることになった新庄監督は球団を通じて「第1印象は、スワローズにいたホージーかな。打ち方、ちょっと似てない? アメリカでは三振が多いけど、全然そんなふうに見えないんだよね。ホームランも打つけど、二塁打とかをちゃんと稼いでいくタイプかも。少し前までは盗塁も結構していたし、日本ではガンガン走ってほしいな。スイッチというのは面白い。左打席の方がしっくりきているのかな。何より大きいのは、ショートもセカンドも守れること。守りをおろそかにしないバッターは『今のファイターズに欲しい野手ランキング』の上位にいけるもんね! 彼が早く日本の野球に慣れるよう、手助けすることがBIG BOSS の仕事。楽しみでしかない!」とコメントし、大きな期待を寄せた。

 アルカンタラも「日本で野球ができることが決まり、本当にうれしいです。新たな挑戦の場を与えてくれた北海道日本ハムファイターズに感謝します。野球のみならず、異国の地での全ての経験を楽しみたいと思っています。これまで培ってきた経験を活かし、力を発揮できるよう、今からしっかり準備をしていきます。必ずファイターズの勝利に貢献しますので、応援よろしくお願いします」と球団を通じてコメントしていた。

【動画】新庄監督の第1印象は「ヤクルトにいたホージー」 日本ハムの新助っ人アルカンタラの豪快打撃映像

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