巨人・山口鉄也コーチ直伝、制球力向上のマル秘練習法 再現性高める鍵はタイヤ?

巨人・山口鉄也コーチ【写真:荒川祐史】
巨人・山口鉄也コーチ【写真:荒川祐史】

巨人の公式YouTubeが山口コーチ直伝のタイヤを使った練習法を公開

 コントロールを向上させるための練習方法は、誰もが知りたいところ。現役時代に通算642試合に登板した巨人の山口鉄也1軍投手コーチが勧めるのは、タイヤを使った意外な練習法だった。通算224勝を誇った工藤公康氏(ソフトバンク前監督)も取り入れていた練習法のようで、巨人の球団公式YouTubeで公開されている。

 この動画は2020年9月に公開されたもの。育成契約から日本を代表する中継ぎへと上り詰めた当時3軍を担当していた山口コーチがブルペンに用意した秘密兵器は「タイヤ」だった。選手はホームベースの手前にタイヤを置き、輪の中を通して投球するというもの。山口コーチは「リズム、バランス、タイミングを同じにして」と声をかけた。

 この練習方法には、投球フォームやリリースポイントを安定させる狙いがあるよう。コントロールの安定に必要とされる「再現性」を高めるためのトレーニングで、現役時代の工藤氏や山口コーチも行ってきた。この映像を見た視聴者からは「高校生でも真似できそうな練習法ですごい」との声も。室内練習が増える冬場のトレーニング期間。少年野球や高校野球の投手たちも実践できる練習法だ。

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