鷹・高橋礼、減額制限迫る20%ダウン 5400万円でサイン「交渉する余地もない」
11試合の登板に終わり「何もしていないのでしょうがない」
ソフトバンクの高橋礼投手が14日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1350万円ダウンとなる年俸5400万円で来季の契約にサインした。今季は11試合の登板に終わり、25%の減額制限に迫る20%減。交渉後の会見でも「何もしていないのでしょうがないですね」と語った。(金額は推定)
今季は開幕ローテ入りを果たすも、制球難に苦しみ不振に喘いだ。4月24日のロッテ戦で4回途中5失点でKOされると、2軍に降格。8月に再昇格を果たしたものの、そこでも本来の姿を取り戻せずに、苦しい1年を過ごした。
11試合の登板で1勝1敗、防御率5.82の成績に終わり「今年は何もしていないので、交渉する余地も特になかったですね」とサイン。ファームでの調整中から体幹を使った投球フォームを模索し、徐々に手応えを感じている様子。来季に向けて「先発で勝負する。自分の意志でもありますし、藤本監督にも伝えさせてもらいました」と語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)