史上初、東都大学リーグを地方で開催 来年4月に大分で1部開幕カード計6試合

地方開催を発表した東都リーグ1部6校の主将たち【写真:宮脇広久】
地方開催を発表した東都リーグ1部6校の主将たち【写真:宮脇広久】

神宮球場を飛び出し地方へ「今後も継続していきたい」

 東都大学野球連盟は15日、来年の1部春季リーグ開幕戦を史上初めて地方で開催すると発表した。来年4月2、3日に、大分県の別大興産スタジアムで3試合ずつが行われる。1931年の創立から91年の歴史を持つ東都リーグ戦が、地方で行われるのは初めて。

 東都リーグは1部(6校)、2部(6校)、3部(6校)、4部(来年から新規加盟する帝京平成大を含め4校)の、東京都内に所在地を置く計22大学からなる。今月5日にも新愛称を「PREMIUM UNIVERSITIES 22」(略称・プレユニ22)とすることを発表したばかり。連盟のリニューアルを進めている。

 対戦カードは両日とも国学大-中央大、青学大-日大、駒大-亜大。コロナ禍の状況なども見ながら、観戦チケットの一般販売を行う予定。ただ、青少年育成の狙いから高校生以下は無料とする方向で検討しているという。この日、都内で行われた発表記者会見には、広瀬勝貞・大分県知事も出席。同連盟の大島正克理事長は「手を挙げて下さる県・市があれば、今後も継続していきたい」と語った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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