巨人に米独立L2年連続MVPが加入、中日はまだ支配下ゼロ人…セ6球団の補強進捗は?

広島はセ・リーグでは最多の新外国人3人の加入が決まっている

【巨人】
アダム・ウォーカー外野手
勝俣翔貴内野手(育成)
鈴木優投手(育成)

 3位に終わった巨人は米独立リーグで2年連続MVPに輝いているウォーカーの獲得を発表。2012年に米ドラフト3巡目でツインズに指名された大砲で、左翼と右翼をこなす。今季は助っ人補強が不発に終わっただけに期待したいところ。また、このオフは多くの選手を自由契約にし、育成選手と再契約。支配下登録枠には余裕があるだけに、今後、更なる補強の動きがありそう。

【広島】
ニック・ターリー投手
ライアン・マクブルーム内野手
ドリュー・アンダーソン投手

 現時点でセ・リーグで最多の3人の新助っ人獲得を発表している広島。マクブルームは今季3Aで32本塁打を記録した長距離砲で、ターリーはメジャー通算35試合に登板している左腕。アンダーソンもメジャーで今季9試合登板。今季はことごとく助っ人が活躍できなかっただけに、この3人への期待が高まる。

【中日】
大嶺祐太投手(育成)
ギジェルモ・ガルシア外野手(育成)
フランク・アルバレス投手(育成)

 現時点で、セ・リーグ6球団の中で唯一、支配下選手の補強が発表されていない中日。ビシエド、アリエル・マルティネス、ライデル・マルティネス、ジャリエル・ロドリゲスの4人の助っ人が残留するものの、打線強化が課題だけに、強打の新助っ人をチームに加えたいところ。

【DeNA】
大田泰示外野手
藤田一也内野手
ブルックス・クリスキー投手

 最下位に沈んだDeNAは日本ハムを自由契約になった大田泰示、楽天を戦力外になった藤田一也を獲得。新外国人では最速158キロを誇る剛腕・クリスキーの加入が決まっている。ロメロ、エスコバー、ソト、オースティンと核になる助っ人の残留が決まっており、この先、課題の投手力の補強はあるか。

(Full-Count編集部)

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