6.2億円更改の鷹・柳田悠岐、藤本監督へ珍要求「ダイエットしとってください」
恩師の胴上げを誓う「高い胴上げをしたいので」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が17日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の6億1000万円から1000万円増の年俸6億2000万円で来季の契約にサインした。2002年の松井秀喜氏(巨人)を抜き、日本人野手史上最高年俸を更新。交渉後の会見では藤本博史監督に“ダイエット”をリクエストしていたことを明らかにした。(金額は全て推定)
交渉を終えて臨んだ会見で「毎日怪我なくできたのはいいことでしたけど、納得のいかないシーズンでした。これが今の実力かな、と受け止めて、敗者として来年勝つために準備を始めています」と語った柳田。今季は141試合で打率.300、28本塁打80打点の成績も「不甲斐ない成績だった」と振り返る。
来季はルーキー時代から指導を受けてきた藤本博史氏が新監督に就任。柳田自身もキャプテンに「断れなかったです」と、指揮官から直々に任命された。恩師だけに思いはひとしお。「優勝して男にしたい。一緒に喜びたい」と言う。
そんな藤本監督には「高い胴上げをしたいので、ダイエットしとってくださいね、と言いました」と要望したと言う柳田。来季は「胸張って言える成績を残したい。誰が見ても凄いな、という数字を残したい」と、気持ちを新たにしていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)