ノーノー左腕はエンゼルスが最適? 米メディア指摘「成功すれば見返りも大きい」

故障歴あり後半は失速も「成功すれば見返りも大きい」

 このオフ、ホワイトソックスが1年1840万ドル(約20億9000万円)のクオリファイングオファー(QO)をロドンに提示すると予想されていたが、実際には提示せず。QOがなかったことで獲得する側はドラフト権を失わなくて済むため、FA市場の中でも最も興味深い選択肢の1つになっているという。代理人のスコット・ボラス氏によると、ロドンは複数年契約を求めており、2~3年の契約が見込まれている。

 ペイロールの余裕、ロドンのような故障歴がある投手のリスクを取ることを厭わなさそうなことを考慮すると、エンゼルス、ドジャース、ジャイアンツ、マリナーズ、タイガース、ヤンキースが「フィットしそうだ」と記事は予測する。エンゼルスがノア・シンダーガードと契約し、マイケル・ローレンゼンに賭けてみるのは先発ローテ補強のいいスタートだったが「現状の投手陣はクエスチョンマークも多く、成功すれば見返りも大きい他の選択肢を得ることは助けになるだろう」としている。

 2012年以降、エンゼルスはFA先発投手と複数年契約を結んでいないが、3年であればライセル・イグレシアス投手と結んだ契約よりも短いとも述べている。エンゼルスは今季34セーブを挙げたイグレシアスと4年5800万ドル(約66億円)で合意している。

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