DeNA三浦監督が大田、藤田に求めるモノ「競争はこのオフから始まっている」
「最下位という結果に終わった以上、何かを変えていかないといけない」
DeNAの三浦大輔監督は19日、横浜市内で行われたトークショーに参加。最下位に終わった就任1年目の今季を振り返り「チーム内の競争が激しいほど強くなる。今年はその競争が少なかった。もっともっと激化させないといけない」と強調。新入団の大田泰示外野手、藤田一也内野手への期待を口にした。
この日、牧秀悟内野手、京山将弥投手とともにステージに上がった“ハマの番長”。12月25日に48歳の誕生日を控えているとあって、サプライズでバースデーケーキを贈られ相好を崩したが、トークショー終了後には報道陣を前に厳しい言葉を並べた。「最下位という結果に終わった以上、何かを変えていかないといけない。チームメートはライバルでもある。限られた1軍枠の奪い合いなので、安泰はない。競争はもうこのオフから始まっている」と選手の危機感をあおった。
最下位に沈んだとはいえ、攻撃面に関しては今季もチーム打率.258、総得点559でいずれもリーグ2位。各ポジションを見渡せば、捕手と大和、柴田、弱冠19歳の森、倉本らが入れ替わりスタメン出場した遊撃手以外は、シーズンを通してほぼレギュラーが固定されていた。