鷹・森唯斗は現状維持の4億6000万円でサイン 守護神の座「もう一度掴みに」
2019年オフに4年契約を結んでおり、来季はその3年目
ソフトバンクの森唯斗投手が23日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の4億6000万円で来季の契約にサインした。森は2019年オフに4年契約を結んでおり、来季はその3年目となる。(金額は推定)
入団1年目から7年連続で50試合以上に登板してきた鉄腕は今季も守護神として開幕を迎えた。だが、4月15日に左肘の腫れで一時離脱。その後、再び左肘の痛みを訴えて、左肘関節化膿性滑液包炎と診断され、出場選手登録を抹消された。手術を受けたため、1軍復帰は9月に入ってからだった。
復帰後も本来の状態ではなく、今季は入団後、最も少ない30試合の登板止まり。1勝3敗15セーブ、防御率4.03で、連続50試合登板も途切れた。交渉後の会見では「自分の中でも最悪な年だったので、来年またやってやろう、という思い。やってやるぞという気持ちしかないし、もう一度あそこのポジションをもう一度掴みにいきたい」と、守護神奪還へ意気込んでいた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)