西武・平良海馬、5800万円増の1億円でサイン 大台に「コンビニなら値段見ずに…」
今季は62試合3勝4敗21ホールド20セーブ、防御率0.90をマーク
西武の平良海馬投手が23日、契約更改交渉に臨み、5800万円増の年俸1億円で来季の契約にサインした。1999年11月15日生まれの平良は22歳にして年俸1億円を突破し「(球団から)1年間頑張ってくれてお疲れさま、という言葉をいただき、嬉しかったです」を頬を緩めた。(金額は推定)
プロ4年目の今季は開幕から7月1日のソフトバンク戦(PayPayドーム)まで39試合連続無失点で、2006年に藤川球児(阪神)が記録した38試合連続無失点の日本記録を更新。今季トータルで62試合3勝4敗21ホールド20セーブ、防御率0.90をマークした。シーズン途中からは、不振の増田達至投手に代わってクローザーを務めた。
今夏の東京五輪にも侍ジャパンの一員として出場し、2試合に登板して計1回1/3、2失点、防御率13.50だった。10月23日に右足首の手術(右足後方インピンジメント症候群に対する関節鏡視下骨片除去手術)を受けたが、3か月程度での実戦復帰が見込まれている。
交渉後の会見で平良は、大台を突破した年俸の使い道を問われ「ぜいたくをするタイプではありませんが、コンビニなら値段を見ずに買い物ができるかな」と“らしい”回答。来季に向けて「来季も防御率0点台を目指したい」と語っていた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)