大谷翔平と明暗くっきり、“元ライバル”をヤ軍放出も NY紙「居場所はない」
アンドゥハーはここ3年間で78試合出場、WLでも不振
2018年シーズンにエンゼルス大谷翔平投手と新人王を争ったヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手が苦境に陥っている。2019年に故障してからは精彩を欠き、現在は母国のドミニカ共和国でウインターリーグに参戦しているが、ここでも良い結果を残せていない。地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」は今後の動向について「ロックアウトが終われば放出するのではないか」と伝えている。
現在26歳のアンドゥハーは2018年に主に三塁手として149試合に出場、打率.297(573打数170安打)、27本塁打92打点をマークし、ア・リーグ新人王投票で大谷に次ぐ票を集めた。しかし、翌19年に右肩を痛めて離脱し、ジオバニー・ウルシェラが三塁に定着してからは低迷。この3年間で78試合しか出場してない。
現在は母国のウインターリーグに参戦。「トロス・デル・エステ」でプレーしているが、8試合出場で打率.161(31打数5安打)0本塁打2打点と低迷しており、「これではヤンキースを説得できない」と記事は伝えている。さらに、現在のヤンキースでは「居場所はない」と指摘。今オフに年俸調停の資格を得たことから「100万ドル(約1億1400万円)以上を手にすることになるだろうが、そのお金をもらって彼はいったいどのポジションでプレーするのか」とも論評している。
記事はまた、昨季のプレーを見たスカウトの「怪我をしてからうまくいっていない。トレードされてもよいと考えているのではないでしょうか」という言葉を紹介。「ロックアウトが終われば、アンドゥハーは放出されるのではないか。それは、彼にとってもおそらくベストなことだろう」と報じている。
(Full-Count編集部)