レッズ左腕が誹謗中傷被害を告白 家族の不幸を願う投稿に「心が張り裂けそうに…」
ファンは投稿を非難「これは酷い」「悲しくなってしまった」
レッズの救援左腕アミール・ギャレット投手が自身のツイッターにメッセージを寄せ、SNSで誹謗中傷を受けてきたことを告白し、反響を呼んでいる。家族の不幸を願う投稿などもあったといい、ギャレットは「憎悪をまき散らし、心が張り裂けそうになる想像を絶するダイレクトメッセージが届いた」と心境を吐露。ファンからは誹謗中傷を非難する声などが寄せられている。
29歳のギャレットは2017年にメジャーデビューし、今季は63試合登板で0勝4敗7セーブ、防御率6.04。ツイッターに寄せたメッセージで「気分が悪くなるようなものを読んだ……妊娠している私の妻とお腹の子どもの死を願う人たちがいたんだ。憎悪をまき散らし、心が張り裂けそうになる想像を絶するダイレクトメッセージが届いた」などと綴った。娘は7月に無事誕生した。
ギャレットは2019年7月のパイレーツ戦で相手の挑発に怒り、ベンチに“突進”。6人が退場処分となる大乱闘劇の引き金となった。また、今年5月のカブス戦で三振を奪った際、相手を侮辱するような言動を見せたことに、カブス側が激怒。乱闘寸前の騒ぎとなり、7試合の出場停止処分を受けた。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、このようなギャレットの行動により「レッズファンだけでなく、カブスやパイレーツファンの中にも、辛辣な言葉をかけた者がいるかもしれない」と伝えている。
とはいえ、誹謗中傷は言語道断。ギャレットの告白にファンも同情し、「プロのアスリートも人間。こんなことがあまりに多く起きすぎている」「彼のフィールド上でのパフォーマンスを今年何度も非難したけど、実在の人間であることを忘れたことはない。これを見て悲しくなってしまった」「これは酷い。私たちは人間としてもっと良くなるべきだ」などのコメントを寄せている。
(Full-Count編集部)