“名手の証”が日本上陸 巨人・岡本とオリ・宗が着ける「ゴールドラベル」とは

来季用グラブを手にした巨人・岡本和真(左)とオリックス・宗佑磨【写真提供:ローリングスジャパン】
来季用グラブを手にした巨人・岡本和真(左)とオリックス・宗佑磨【写真提供:ローリングスジャパン】

ローリングスがゴールデングラブ受賞者“だけ”に与える「金色」ラベル

 大リーグを代表する名手に与えられる“証”が日本球界にもお目見えする。ローリングスジャパンが用具を提供する巨人・岡本和真内野手とオリックス・宗佑磨内野手が、今季ともに三塁手部門の三井ゴールデングラブ賞を獲得。来季から使用するグラブには、この賞を取った選手にだけ許される「ゴールドラベル」が貼られることになった。

 米大リーグでは、守備のベストナインと称されるゴールドグラブ賞のスポンサーがローリングス。栄誉あるこの賞に選ばれた選手には、金色に光るラベルをグラブに着けることが許される。名手として、一目置かれる存在となるのだ。

 ここ数年、米国でゴールドグラブ賞を取った経験のある選手が続々と日本プロ野球入りし、このラベルの存在も少しずつ日本球界に広まっていた。オリックスでプレーしたアダム・ジョーンズ外野手、ヤクルトのアルシデス・エスコバー内野手、巨人のヘラルド・パーラ外野手らは日本でも「ゴールドラベル」をつけてプレーしていた。

 日本法人のローリングスジャパンでは米国本社の許可を取り、用具を提供する選手がゴールデングラブ賞を取った場合にゴールドラベルを与えることを決めていた。同社が日本市場に直接参入してから10年という節目で、岡本と宗が期待に応えてくれた。ただこの2人、グラブ選びへのスタンスは対照的だという。

グラブへのスタンスは対照的、こだわりの宗と対応力の岡本

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