大谷翔平&鈴木誠也が牽引 広島ドラ1大砲や“新庄2世”ら戦力外…94年世代の明暗

阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】
阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】

広島12年ドラ1高橋大樹、中日の“新庄2世”武田健吾は戦力外通告

 阪神の近本光司外野手は178安打を放って最多安打のタイトルを獲得。ベストナイン、ゴールデングラブ賞にも輝いた。昨季首位打者のDeNA・佐野恵太外野手は2年連続の打率3割超え(.303)で自己最多72打点。巨人の松原聖弥外野手は球団歴代2位の27試合連続安打を記録した。

 一方で結果を残せなかった選手もいる。阪神・藤浪晋太郎投手は初の開幕投手を任されたものの、3勝3敗、防御率5.21ではやはり物足りない。高校通算43本塁打を放って2012年ドラフト1位で広島入りした高橋大樹外野手は今季の1軍出場はなく戦力外通告。12球団合同トライアウトに参加した。

 俊足強肩でパンチ力もあり、「新庄2世」と呼ばれた中日・武田健吾外野手は今季開幕から1軍フル帯同。移籍後最多93試合出場したものの、戦力外通告を受けて合同トライアウトに参加した。2022年の1994年世代は28、29歳と球界を引っ張っていく年代に。多くのブレークを期待したいところだ。

(Full-Count編集部)

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