2戦11発「強すぎる…」 貧打の“本家”と対照的な中日Jr.にファン歓喜「未来明るい」

ドラゴンズジュニアの小久保颯弥くん(左)と見崎賢汰くん【写真:川村虎大】
ドラゴンズジュニアの小久保颯弥くん(左)と見崎賢汰くん【写真:川村虎大】

28日の初戦は大会記録の1試合7HR、29日も2人が2HRずつ

 将来有望な“子ども竜”たちが、ファンを歓喜させている。28日に開幕した小学生の軟式野球大会「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2021」で、中日ドラゴンズジュニアが2試合で11本塁打と大暴れ。極度の貧打に苦しんだ“本家”とは対照的な打棒に、SNSでは「得点力高すぎて未来が明るい」「強い、強すぎる……」との声が上がっている。

 外野に打球が上がる度に、寒風のスタンドがどよめいた。28日に横浜スタジアムで行われた北海道日本ハムファイターズジュニア戦。元中日右腕・朝倉健太氏とそっくりな次男・陸くんのソロを含む大会新記録の7本塁打を記録した。3番・見崎賢汰くんの1試合3本塁打も大会新記録で、14-2の大勝だった。

 一夜明け、舞台を神宮球場に移してもバットは止まらない。千葉ロッテマリーンズジュニアを相手に、1番・小久保颯弥くんが先制の先頭打者弾を含む2発。山本寿希也くんも4、5回と2イニング連続でアーチを架け、8-2で快勝した。

 試合の様子はYouTubeでもライブ配信されており、ファンは騒然。ツイッター上には「ドラゴンズジュニア怖すぎる」「めっちゃホームラン打ってて笑う」「強すぎないか?」「竜の未来担ってもろてええか?」との声が並んだ。広いバンテリンドームを本拠地にする中日は今季、12球団ワーストの69本塁打と一発欠乏症に苦しみ、リーグ5位に低迷。少年たちの躍動ぶりに「ドラゴンズじゃ見られない攻撃してて草」との声もあった。

【画像】球団公式ツイッターも注目! 構えも決まってるドラゴンズJr.の見崎くん

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