今秋ドラフト上位候補は? 日体大の二刀流やイチロー氏に直接指導受けた長距離砲も

京都国際高・森下瑠大、日体大・矢澤宏太、Honda・片山皓心(左から)【写真:荒川祐史、川村虎大、小林靖】
京都国際高・森下瑠大、日体大・矢澤宏太、Honda・片山皓心(左から)【写真:荒川祐史、川村虎大、小林靖】

京都国際・森下、近江・山田は2年生エースとして夏の甲子園4強

 2022年が幕を開けた。今秋のプロ野球ドラフト会議まではまだ時間があるが、すでに上位での指名が期待される選手が各地にいる。アマチュア界の注目選手12人をFull-Count編集部でリストアップしてみた。

【高校生】
・森下瑠大(京都国際)
・山田陽翔(近江)
・田中晴也(日本文理)
・大野稼頭央(大島)
・浅野翔吾(高松商)

 高校生からは、投手4人、打者1人を選んだ。京都国際高の森下、滋賀・近江高の山田はともに昨夏の甲子園でエースとしてベスト4に進出。野手としての評価も高い。また新潟・日本文理の田中も、最速148キロの本格派投手として注目を浴びている。

 昨秋大会で成長を見せたのが、鹿児島・大島高の大野だ。奄美大島で生まれ育った最速146キロ左腕は、九州大会で3完投とフル回転して準優勝に貢献。選抜出場を確実にした。

 打者の有望株は、香川・高松商の浅野だ。夏の甲子園では、優勝した智弁和歌山のエース・中西聖輝から左翼席に本塁打を放った。12月にはマリナーズのイチロー氏(会長付特別補佐兼インストラクター)から直接指導も受けた。

 他にも岩手・盛岡中央高の149キロ右腕・齋藤響介投手や、身長170センチと小柄ながら昨夏の鳥取大会で5本塁打を記録した鳥取・米子東高の太田舷暉外野手らも面白い存在だ。

日体大・矢澤は投打で評価が高い二刀流

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