2022年の選抜出場32校を大胆予想 激戦区の行方、連覇狙う東海大相模は?

21世紀枠は秋季県大会準Vの大分舞鶴や道大会4強の札幌国際情報など有力か

【九州・4枠】九州国際大付(福岡)、大島(鹿児島)、有田工(佐賀)、長崎日大(長崎)

 九州国際大付は秋季九州大会4試合で6本塁打、43得点を挙げて優勝。準々決勝から決勝まで3試合連続2桁得点の破壊力だった。1年生の4番・佐倉侠史朗内野手は182センチ、104キロの巨漢。大阪桐蔭との明治神宮大会準決勝で本塁打を放った。奄美大島にある大島は大分舞鶴(大分)、興南(沖縄)、有田工を破って決勝へ。21世紀枠で出場した2014年大会以来の選抜出場を確実にした。エースの大野稼頭央投手(2年)は最速146キロを誇る。有田工は60年ぶりに九州大会に出場して4強進出。もう1校は長崎日大が有力視されるが、準決勝で九州国際大付に2-12でコールド負けしたことがどう評価されるか。

【21世紀枠・3】札幌国際情報(北海道)、倉吉総合産業(鳥取)、大分舞鶴(大分)

 21世紀枠候補校は2021年12月10日に発表され、札幌国際情報(北海道)、只見(福島)、県太田(群馬)、丹生(福井)、相可(三重)、伊吹(滋賀)、倉吉総合産業(鳥取)、高松一(香川)、大分舞鶴(九州)の9校が選出された。ここから3校(東日本と西日本各1校、地域限定なし1校)が決定する。

 公立の札幌国際情報は札幌地区トップクラスの進学校で、2021年秋季北海道大会で4強入り。夏の南北海道大会は19、20年に準優勝、21年4強と結果を残している。倉吉総合産は倉吉産と倉吉工が合併して2003年に発足。工業、商業、家庭の3学科が設置され、野球部員も資格取得に励む他、野球普及のために子どもたちと交流を図っている。21年秋季鳥取大会で準優勝し、中国大会にコマを進めた。大分舞鶴は県内屈指の進学校で、2021年は春季県大会優勝、夏の大分大会準優勝。秋季県大会も準優勝で九州大会に進み、1回戦で大島(鹿児島)と激戦を繰り広げ、雨天引き分け再試合に。再試合でも2-3と接戦を演じた。

※9時11分、一部を加筆・修正しました。

(Full-Count編集部)

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