台湾・味全が田澤純一と再契約せず? 今季30セーブの守護神手放すとの現地報道

昨季味全でプレーした田澤純一【写真:Getty Images】
昨季味全でプレーした田澤純一【写真:Getty Images】

社会人から直接大リーグへ…NPBのドラフト指名なく台湾でプレー

 かつて大リーグのレッドソックスなどで活躍し、昨季は台湾プロ野球CPBLの味全ドラゴンズでプレーした田澤純一投手が、味全と再契約する可能性が低くなったと台湾メディアが報じている。

 台湾メディア「ETtoday」などの報道によると、味全の球団代表は現状では田澤との再契約を考えておらず、外国人打者との契約を優先させる考えだという。さらにこの野手については大リーグと日本プロ野球の双方でプレー経験のある内野手だとすでに交渉が進んでいることを示唆した。味全には5つの外国人枠があり(1軍出場は4人)、すでに投手2人、野手2人がほぼ確定している状態だという。

 田澤は2009年に社会人野球の新日本石油ENEOS(当時)から日本プロ野球を経ず渡米しレッドソックス入り。同年大リーグデビューも果たした。通算9年間で通算388試合に登板し21勝26敗4セーブ、防御率4.12。2020年にはBCリーグの埼玉武蔵入りしてNPBドラフト指名を待ったものの声はかからず、新天地を台湾に求めた。今季は味全で58試合に登板し4勝4敗30セーブ、防御率3.56だった。

(Full-Count編集部)

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