折れたバットが超ゴージャスに変身 西武が作り上げた“工芸品”にファン驚愕

西武・栗山巧【写真:荒川祐史】
西武・栗山巧【写真:荒川祐史】

昨季通算2000安打達成の西武・栗山巧にまた“超高級”グッズ

 折れたバットを“工芸品”と言えるまでに仕上げた逸品が注目されている。西武が、昨季通算2000安打を達成した栗山巧外野手の「折れた」バットを再生。日本で古来から器の修復などに用いられてきた手法を用いて、金でヒビを継ぎ合わせたような芸術に昇華させている。

 ここで用いられているのは、欠けたり割れたりした器を、漆を使って継ぎ合わせ修復する手法「金継ぎ」だ。強固な天然素材の「漆」で離れてしまったものを繋ぎ、仕上げに金粉を用いるため何ともゴージャスな見た目となる。

 この1本は、球団が1点もののグッズを展開するサイト「LIONS COLLECTION」でオークション中。1日から16日まで入札を受け付けており、最低価格は50万円。もちろんこの世に1つしか存在しない。

 西武が公式ツイッターにアップした実物の写真には「茶器か」「よく金継ぎの発想に至ったな」「めっちゃカッコいい」とその“存在感”に圧倒されたかのようなファンのコメントが並ぶ。昨年も、栗山プロデュースの家や実寸大の銅像などを売り出して話題をさらった西武。今回の逸品にはどんな値段がつき、誰の手に渡るのだろうか。

【実際の写真を見る】差し色の“金”が何ともゴージャス 折れたバットが伝統手法で工芸品に変身 

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