労使協定交渉が14日にも再開か MLB側が新たな案検討、米メディア報じる
USAトゥデイ「MLBと選手会がようやく交渉の席に着くことになる」
昨年12月から続いている米大リーグのロックアウトについて、正常化を目指した労使間の交渉が13日(日本時間14日)に再開される見通しであると、複数の米メディアが伝えた。
米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン氏は、ツイッターに「MLBと選手会が木曜日に協議を行う予定だ。関係者がESPNに語っている。MLBは主要な案件に関する提案を行うと予想されている」と投稿した。
米全国紙「USAトゥデイ」は「ロックアウト開始から1か月が経ち、MLBと選手会がようやく交渉の席に着くことになる」と報じた。これまでの交渉に直接関わってきた2人の幹部が明かしたものだとし、MLBが火曜日の朝に協議の場を設けるために選手会側に接触したことや、2月16日(同17日)に予定されているスプリングトレーニングの始動を遅らせることを防ぐため、新労使協定に合意することを願い、直近数週間は新たな案を検討することに時間を費やしたことを伝えている。
解決となれば、ロックアウト状況下では契約交渉を進めることができていなかった、大リーグ移籍を目指し広島からポスティングされている鈴木誠也外野手、マリナーズからFAとなった菊池雄星投手らの交渉も動き出すことになりそうだ。
(Full-Count編集部)