元ロッテ投手イ・デウンが突然の引退宣言 「ファンとチームの期待に応えられなかった」

2016年までロッテに在籍したイ・デウン【写真:編集部】
2016年までロッテに在籍したイ・デウン【写真:編集部】

昨年11月に結婚し、まるで王子様のような写真が話題に

 2015年から2年間、ロッテでプレーしたイ・デウン投手が13日、突然、現役引退を宣言した。現在所属する韓国プロ野球のKTウィズが発表した。昨年11月にはラッパーとして活動するトゥルディーさんと結婚し、自身のインスタグラムで幸せそうな写真を公開したばかりだった。

 イ・デウンは引退の理由について「韓国でのデビューシーズンから今まで、怪我でファンとチームの期待に応えられなかった。昨年も個人的にはチームの優勝の助けになれなくて申し訳ない。今後もチームの助けになれないと考えており、球団との話し合いの結果、野球選手としての人生を終えることにした。また新しい人生を始めなければならない時期だと考え、このような決断を下した」とコメントしている。

 韓国・ソウル出身のイ・デウンは、高卒後すぐに米球界に挑戦。カブス傘下で3Aまで昇格したものの、大リーグでのプレーは果たせなかった。2015年にロッテ入り、同年は37試合に登板し9勝9敗、防御率3.84の成績を残した。翌年3試合登板にとどまると韓国に帰国し、軍隊チームでのプレーののちKT入り。昨季は初の韓国一となったチームで31試合に登板し3勝2敗9ホールド、防御率3.48だった。

(Full-Count編集部)

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