秋山翔吾、ぶっちゃけトーク炸裂 昨季不振で「心が砕けそうだった」
メジャー志した理由は青木宣親の存在「影響を受けました」
レッズの秋山翔吾外野手は15日、静岡・下田市民文化会館で講演会を行った。下田市制施行50周年記念事業として行われたイベントには小学生から保護者ら約220人が参加。ぶっちゃけトークで参加者を楽しませた。
司会者の女子高校生から「心が折れそうな時はどうしますか?」と問われ、「それは昨シーズンのことですか」とポツリ。会場の笑いを誘うと、屈辱にまみれた昨季の本音を打ち明けた。
「去年は折れるというか砕けそうでした。野球やっている以上はヒットを打ちたいとか、次の一本に向けてなんとか頑張る。なんとかいい自分をイメージしながら、なんとかここに立っています」
得意な投手については「得意と思ったことはないです。打てなかった時にショックが大きいので。あまり考えたことはなかった」と回答。メジャーを志した理由についてはヤクルト・青木宣親外野手の名前を挙げた。「アメリカはいいよ、というのはなかったですけど、WBCで影響を受けました。青木さんのプレースタイル、リーダーシップを間近に見て、影響はあったかなと思います」。
「野球選手でなかったら、どんな仕事に就いていたか」との問いかけには「家の設計図を書いてみたいなと。父が設計士だったので。最近は国語の先生です。“ら抜き言葉”が気になってしまうんです。実は小学校の時に放送委員。言葉には興味があるんですよ」と明かした。
少年時代は「人見知りだったんですよ」と明かした秋山。軽快なトークで会場を沸かせた。