大谷翔平は46発&100打点に届かなくても「MVP有力候補」 エ軍番記者が力説
エンゼルス番記者サム・ブラム氏が読者からの質問に答えた
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、昨季二刀流でア・リーグMVPに輝いたエンゼルスの大谷翔平投手について、46本塁打&100打点をマークした成績が今季仮に落ちたとしてもMVP候補に挙げた。エンゼルス番記者サム・ブラム氏が読者からの質問に答えた。
「MVPに輝いたオオタニが昨年残した数字は、持続できないものだと考えてますか? もし成績が落ちても(例えば本塁打が10本減少、防御率3.55)、まだMVPの最有力候補ですか?」
この質問に、ブラム氏は「彼の数字がどれだけ維持できるものなのかを理解するのは、本当に困難です。昨年の彼は、他のシーズンとは異なり本当に怪我知らずでした。そしてポテンシャルを最大限に引き出しました。もし2022年も(怪我無く)体の状態を保てれば、2021年に匹敵するほどのパフォーマンスはできないと考える理由はありません」とさらなる活躍を見込んだ。
一方で「気に留めておきたいのは、彼はシーズンが進むにつれて投手としてはどんどん良くなっていきましたが、打者としては調子を落としていったことです」と懸念事項も。それでも「いくつかのスタッツで仮に数字が落ちることになったとしても、彼はMVPの有力候補です。他に二刀流をする選手は誰もいませんから!」と絶大な信頼を寄せた。
また低迷が続くチームで「来るシーズンに関して、現実的な期待度はどんな感じでしょうか? ファンは勝率5割のシーズンに満足するべきでしょうか?」との質問には「勝率5割に満足すべきではありません。チームには(トラウトと大谷という)恐らく地球上で最高の選手が2人います」と述べ、8年連続でプレーオフ進出を逃すことになれば「失望」だと答えた。
(Full-Count編集部)