秋山翔吾「やれることやるだけ」 労使紛争も“泰然自若”「立ち位置を得る準備を」
大リーグは労使交渉が難航「やれることをやって結果を出すしかない」
レッズの秋山翔吾外野手はメジャー3年目の新シーズンへ向け、「いつでも行ける準備をしていきたい。やれることをやるだけ」と意気込みを語った。自主トレ休養日だった15日は静岡・下田市制50周年記念事業の一環として行われた少年野球教室と講演会に参加。今季は労使交渉の難航で先行きが不透明となっているものの、チーム合流後から猛アピールする姿勢を見せた。
昨年12月上旬に移籍交渉など労使に絡む活動が止まるロックアウトに突入。1月中旬に大リーグ機構と選手会の交渉は再開されたが、両者には隔たりがあると伝えられている。昨季、極度の不振に苦しんだ秋山はキャンプ中からアピールが求められる。「開幕に合わせればいいというのは違う。ふるいには完全にかけられている。何とか残れるように、しっかりした立ち位置を得られるように準備していきたい」と言葉に力を込めた。
下田での合同自主トレ後も、国内で自主トレを続けていく予定だ。「やれることをやって結果を出すしかない」と熱い思いを口にした。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)