元楽天助っ人、懲役最大60年も 女児殺害で有罪判決、メキシコメディア報じる
メジャー通算143試合登板、2014年には楽天でプレーしたセルジオ・ミトレ
かつて楽天でプレーしたセルジオ・ミトレ投手が、元パートナーの1歳10か月の娘を殺害した罪で有罪となった。最大60年の刑を受ける可能性があると、大リーグを取材するヘクター・ゴメス記者が自身のツイッターで伝えた。
メキシコのウェブメディア「シン・エンバルゴ」は、裁判が始まってから1週間以上経った19日(日本時間20日)に「裁判所はセルジオ・ミトレに対して、フェミサイドの罪で有罪判決を言い渡した。メキシコのコアウイラ州では、フェミサイドは最大で懲役60年だが、懲役年数は別に開かれる審判で決定される」と報じた。
また同メディア「レポルテ・ラグナ」によると、懲役年数は27日(同28日)に言い渡される予定で「40~60年」とされている。ミトレは昨年、麻薬所持の疑いでも逮捕され、7月にメキシカンリーグのサラペロス・デ・サルティージョを解雇されていた。
ミトレはカブス、マーリンズ、ヤンキース、ブルワーズで計8年プレー。2014年に育成選手として楽天に入団し、1年間在籍した。2017年からはメキシカンリーグでプレーしていた。メジャーでの通算成績は143試合13勝30敗1セーブ、防御率5.21だった。