巨人で1軍キャンプに抜擢された若手は? 19年ドラ1右腕や高卒2年目遊撃手に期待

巨人・堀田賢慎【写真:球団提供】
巨人・堀田賢慎【写真:球団提供】

19年ドラ1・堀田賢慎や20年ドラ2・山崎伊織はトミー・ジョン手術から復帰

 2月1日に一斉にキャンプインを迎えるプロ野球。各球団では続々とキャンプの組み分けが決まり、発表されていっている。V奪還を目指す巨人もひなたサンマリンスタジアム宮崎で始動する1軍をはじめとする振り分けが決まった。菅野智之投手や坂本勇人内野手ら実績ある主力、ベテランは調整を一任されるS班となる中で、1軍に抜擢された期待の若手選手を見ていきたい。

○山崎伊織投手

 2020年のドラフト2位で東海大から加入し、今季が2年目となる最速153キロ右腕。大学4年の6月にトミー・ジョン手術を受け、リハビリ中にも関わらず2位で指名された。もともと大学時代はアマチュア球界屈指の好投手として注目されていた逸材だった。長いリハビリを終えて、ついに復帰となる大器がキャンプでどんな投球を見せてくれるか。

○堀田賢慎投手

 2019年のドラフト1位で青森山田高から入団した右腕。入団1年目の2020年4月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、リハビリに時間を要するため、同年オフに育成選手契約に。リハビリ期間を経て、昨季途中に実戦復帰を果たし、ストレートの最速は155キロに。山崎と共に要注目の若手投手と言える。

○中山礼都内野手

 2020年のドラフト3位で中京大中京高から巨人入りした高卒2年目の遊撃手。ルーキーイヤーの昨季は2軍で44試合に出場して打率.309をマークした。巧打の内野手として期待されており、1軍でのキャンプインとなった。

○秋広優人内野手

 2020年のドラフト5位で二松学舎大附高から入団した左の大砲候補。1年目の昨季も春季キャンプ途中で1軍に昇格するなど、大きな注目を集めた。今季からは松井秀喜氏が背負っていた背番号「55」を継承。中田翔内野手のもとで自主トレに励み、今季の飛躍が楽しみな1人だ。

○岡田悠希外野手

 2021年のドラフト5位で法大から入団したルーキーで、新人ではただ1人、1軍キャンプスタートとなった。高い身体能力を誇り、走攻守3拍子揃った外野手として高く評価されており、1軍抜擢となった。

(Full-Count編集部)

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