最速152キロの高卒2年目右腕、育成から2選手 広島で1軍キャンプに抜擢されたホープは?
強打の捕手である二俣、外野の木下が育成ながら1軍に
2月1日に一斉にキャンプインを迎えるプロ野球。各球団では続々とキャンプの組み分けが発表されている。宮崎・日南市と沖縄市でキャンプを行う広島はドラフト1位の黒原拓未投手をはじめ、2位の森翔平投手、3位の中村健人外野手、5位の松本竜也投手、6位の末包昇大外野手と5人のルーキーが1軍キャンプでスタートとなった。
この新人たち以外にも、1軍キャンプに抜擢された楽しみな若手選手たちがいる。佐々岡真司監督が就任して3年目となる今季。リーグV奪還に向けて、期待したい若手をピックアップしてみた。
○小林樹斗投手
2020年のドラフト4位で智弁和歌山高から入団した、まだ19歳の右腕。ストレートの最速は152キロを誇り、昨季の最終戦で1軍初登板初先発を果たした。ウエスタン・リーグでは8試合に登板して0勝2敗、防御率3.30とまずまずの成績を残しており、今季の飛躍が期待される。
○二俣翔一捕手
2020年育成ドラフト1巡目で磐田東高から入団した俊足強打の捕手。1年目の昨季はウエスタン・リーグで46試合に出場し、4本塁打とパンチ力をアピールした。まだ育成契約でありながら、宮崎・日南市での1軍キャンプスタートとなった。
○木下元秀外野手
2019年の育成ドラフト2巡目で入団し、今季で3年目となる育成選手。敦賀気比高時代は高校通算38本塁打を放つスラッガーだった。昨季はウエスタン・リーグでチーム最多となる89試合に出場。打率.241、2本塁打を記録し、キャンプ1軍に抜擢された。
(Full-Count編集部)