番長後継者にイケメン内野手、未完の大砲…DeNAで1軍キャンプに抜擢された若手有望株
ドラフト1位小園ら新人4選手がキャンプ1軍スタート
三浦大輔監督2年目のDeNAは6年ぶり最下位から巻き返しを図る。昨年はコロナ禍で来日できなかったネフタリ・ソト内野手、タイラー・オースティン外野手ら外国人選手が2年ぶりに参加。藤田一也内野手、大田泰示外野手の新入団選手も1軍スタートとなった。ここでは定位置奪取を目指す若手選手にピックアップする。
○小園健太投手
昨年ドラフトで阪神と競合の末に獲得した黄金ルーキー。高卒新人では2014年関根大気外野手以来8年ぶりのキャンプ1軍となった。最速152キロの直球にカーブ、スライダーなど変化球も多彩。背番号「18」を継承した将来のエース候補に英才教育を施していく。高卒1年目のデビューも期待したいところだ。
○山本祐大捕手
2017年ドラフト9位でプロ入りし、昨季は自己最多の51試合に出場。チームの捕手では戸柱恭孝56試合、伊藤光53試合に次ぐ出場試合数だった。飛躍のきっかけを掴むシーズンとなったものの、打率.131と打撃が大きな課題に。打力改善をアピールできれば正捕手取りも近づく。
○森敬斗内野手
2019年ドラフト1位は昨季44試合出場と出場機会を増やした。一方で、打率.194、5打点と打撃が大きな課題として残った。キャンプは自身初の1軍スタート。遊撃手として開幕1軍はもちろん、1軍定着には打撃でのアピールは欠かせない。
○細川成也外野手
高卒5年目の昨季はイースタンでチームトップの16本塁打を記録。1軍でも自己最多37試合出場したものの、プロ5年目で初めて本塁打なしに終わった。持ち味の長打力を磨くべく、オフにはオースティン、ソトらと自主トレ。佐野恵太、桑原将志、オースティン、新加入の大田泰示と熾烈な外野手争いに一石を投じれるか。
○梶原昂希外野手
昨年ドラフト6位で神奈川大からプロ入り。大学では2018年秋に首位打者(打率.400)とベストナイン。昨春はベストナインに輝、明治神宮大会4強入りに貢献した。打撃は長打力が魅力で、守備は強肩で守備範囲も広い。新人4選手がキャンプ1軍スタートとなったが、走攻守3拍子揃ったプレーでドラフト最下位から開幕1軍切符を目指す。
(Full-Count編集部)