MLBが正常なシーズンを行うための“デッドライン”はいつ? 米メディアが予想
12月からロックアウト入りしもうすぐ2か月…
米大リーグがロックアウトに突入してから2か月が経とうとしている。労使交渉再開というニュースはあったものの両者の歩み寄りは見られず、契約などの動きも止まったままだ。春が近づき、焦点は通常通りのシーズンが行われるかに移りつつある。米メディア「CBSスポーツ」が、予定通りにシーズンを行うための“デッドライン”を設定した。
記事は「すでにスプリングトレーニングの開始は危機にさらされている」とした。例年なら2月中旬にバッテリー、野手の順でキャンプインしていくが、「MLB機構と選手会が合意に達したとしても、すぐその翌日に全員がスプリングトレーニングに現れるとはいかない。FAやトレードを無視したとしても、年俸調停や他国出身選手のビザの手配など、キャンプが始まるまでにやらなければならない“オフの仕事”がある」と指摘した。
そこからシーズン開幕までにどれくらいの期間が必要なのか、格好の例があった。新型コロナウイルスの感染が拡大し、開幕が遅れた2020年だ。記事は「理想的ではないとはいえ、3週間のスプリングトレーニングでも何とかできることが分かった。レギュラーシーズンを始めるには、ロックアウト終了後に2週間のオフシーズンと、3週間のスプリングトレーニングの合計5週間が最低限必要だ」としている。この、最低限必要な準備期間から逆算すると、各種のイベントを予定通りこなすための“デッドライン”は以下のようになるという。