“ヒットキング”のイチロー氏は「資格1年目で殿堂入りする」 米記者から意見相次ぐ
ボンズ&クレメンス両氏の“落選”に疑問を呈した投稿に米記者が反応した
2022年米国野球殿堂入りを果たしたのはデビッド・オルティス氏。通算541本塁打を放ったスラッガーは資格1年目で栄誉を手にしたが、MLB最多762本塁打のバリー・ボンズ氏、通算354勝のロジャー・クレメンス氏は資格最終年の今年も落選となり、資格を喪失した。米プロデューサーが自身のツイッターで選考に疑問を呈したところ、話題は2025年に投票対象になるイチロー氏に波及。メジャー通算3089安打のヒットメーカーに関しては、1年目での選出が「確実」との意見が記者から相次いだ。
ボンズ氏とクレメンス氏の資格喪失が大きな話題となった今年の米野球殿堂投票。ガーディアンズの地元クリーブランドのメディア「スペクトラム・ニュース1」でシニアデジタルプロデューサーを務めるジャスティン・ボッグス氏は自身のツイッターに「ホームランキング、ヒットキング、そして議論の余地はあるかもしれないが史上最も圧倒的だった投手が殿堂入りしないとなると、野球殿堂博物館の持つ意義とは何だろうか?」と疑問を綴った。名前は明記していないが、殿堂入りならなかったボンズ氏、ピート・ローズ氏、クレメンス氏を指しているとみられる。
これに反応したのが、野球専門誌「ベースボール・アメリカ」のダグ・グレイ記者。「心配するな、イチローは資格を得た時に殿堂入りするよ」と綴り、「#ヒットキング」とハッシュタグを添えた。するとボッグス氏も「勿論、彼は殿堂入りに値する選手」と応じた。
また、米メディア「ザ・リンガー」のマイケル・ボーマン記者も自身のツイッターに「イチローは2025年に資格を得る。彼は資格1年目で殿堂入りすると私は確信している」と投稿。3年先の話だが、もう一人の“ヒットキング”であるイチロー氏の殿堂入りに関しては米メディアも強い関心を示している。
(Full-Count編集部)