2015年MVPの106億円内野手がトレード候補に? 米メディア「経験とパワーは魅力的」
「ブリーチャー・レポート」が期限までにトレード要員になる可能性が高い8選手を紹介
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が、2022年のトレード期限までに最もトレード要員になる可能性が高い8選手を紹介。ツインズのジョシュ・ドナルドソン内野手の名前が挙がった。
2015年にア・リーグMVPに輝いたドナルドソンは、昨季は135試合に出場して打率.247。チームは地区最下位に沈むも、オフにバイロン・バクストン外野手と7年1億ドル(約115億円)で契約延長したため「プレーオフ争いに力を注いでいるようだった」と見ている。
ドナルドソンがトレード要員という仮定的な話を「年齢と残りの契約が理由で、彼がトレード要員になっても影響力のある投手を見返りとして獲得することにはならないだろう。もしツインズが彼をトレードするとしたら、むしろ総年俸削減的な意味でのことになるだろう」と分析した。
開幕戦より前に起きる可能性は低いとしたが「彼らが再び2022年にプレーオフ争いから脱落した場合、このベテラン選手を売りに出すことを真剣に考える可能性もある」と指摘。一方で、ツインズがドナルドソンの残りの契約の金額をある程度負担するのであれば「獲得する球団からしてみればドナルドソンの経験とパワーは更に魅力的に映るだろう」と言及した。
ドナルドソンは「Official髭男dism」の「宿命」を熱唱する様子や、川崎宗則から教えてもらったという日本語を披露する姿が同僚の前田健太のインスタグラムで公開されるなど、日本のファンからも親しまれている。2020年オフに4年総額9200万ドル(約106億円400万円)の大型契約を結んだ36歳は今季、どんなシーズンを送るのだろうか。
(Full-Count編集部)