今季の“No1有望株”は「痺れるような直球」持つ剛腕 父も通算162勝のサラブレット

レンジャーズのジャック・ライター(写真はバンダービルト大時代)【写真:Getty Images】
レンジャーズのジャック・ライター(写真はバンダービルト大時代)【写真:Getty Images】

父のアル・ライター氏はメジャーで2度オールスターに出場した

 米メディア「CBSスポーツ」がスカウトや専門家らの話をもとに選出した2022年各球団のトッププロスペクト。レンジャーズからは2021年に大物2世選手として入団したジャック・ライター投手が選出された。

 2021年ドラフト1巡目(全体2位)で入団したライターは、通算162勝を挙げメジャーで2度のオールスター出場を誇る左腕のアル・ライター氏を父に持つ。多くの要素を備えているが、特に評価されたのが「痺れるような直球」だ。同メディアは、制球力や変化球の質の安定などを課題にしつつも「彼ならすぐにそう言った面で進歩させる能力があると信じている」と大きな期待を寄せた。

 バンダービルト大時代から160キロを超える速球を連発。ノーヒットノーランを達成した際には、16個の三振をすべて直球で奪った。高卒時の2019年ドラフトでも1巡目指名が有力視されていたが、本人がバンダービルト大への進学を強く希望。多くの球団が指名を見送ったが、ヤンキースが20巡目で指名を強行したほど早くから注目を集めていた。

 ほかにはエンゼルスのリード・デトマーズ投手、ドジャースのボビー・ミラー投手、ヤンキースのアンソニー・ボルペ内野手、マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手らの名前が挙がった。

(Full-Count編集部)

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