日本ハム新庄監督、初指導は走塁練習 実演から若手選手と積極コミュニケーション
別メニュー組とも直接コミュニケーション
日本ハムの新庄剛志監督が1日、沖縄県国頭村で行われている2軍キャンプで始動した。球場にはド派手な三輪バイクで乗り付けるというサプライズ。ただグラウンドではまず選手を見るところから静かにスタートした。
最初の直接指導は、こだわりのある走塁から。タッチアップ時の三塁離塁までの流れや、2死二塁からの三塁の回り方など、攻撃的な走塁の方法を伝授。就任会見では「打てなくても点を取る方法はある」と口にしており、チームへの新庄イズム浸透を目指す。
ブルペンにも足を運び、今季投打二刀流にも取り組む上原健太投手らの投球練習に熱い視線を送った。さらに別メニュー調整の姫野優也投手と話し込む場面も。報道陣に向かって肩を回しながら「140キロ、投げられるかな」と軽口を叩く場面もあり、何が飛び出すかわからないキャンプとなっている。