キャンプ期間短縮なら鈴木誠也に「悪影響」 米記者懸念「メジャー移行に6週間必要」
「4週間で急いで準備するより、6週間あった方がいいのは間違いない」
広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している鈴木誠也外野手。昨年12月から実施されているロックアウトの影響で移籍交渉は凍結されている。今月1日(日本時間2日)に開かれたMLB機構と選手会の労使交渉でも合意に至らず春季キャンプのスタートが遅れる可能性が指摘される中、キャンプ期間の短縮は鈴木にとって「メジャーへの移行に悪影響が出る懸念がある」と米記者は指摘している。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は、自身のツイッターにポッドキャスト番組で鈴木に関して発した発言の音声を投稿。その中で春季キャンプ開始が遅れ、短縮された場合について「スプリングトレーニングが短くなることで、メジャーへの移行に悪影響が出るのではという懸念があります。日本から初めてメジャーにやってくる選手には、6週間全て必要かもしれません。4週間で急いで準備するより、6週間あった方がいいのは間違いないでしょう」と述べた。
ローゼンタール氏はさらに「スプリングトレーニングが短くなれば、彼にとって(メジャーにアジャストする)難易度がより高くなる。そこに注目して見ていきましょう」とも語っている。どんなに実力があっても、新天地に移った場合はより多くの時間が必要だろう。ロックアウトの長期化は、実際に鈴木にどんな影響を及ぼすだろうか。
(Full-Count編集部)