高級感漂うネックレスに見事な大胸筋…　90億円外野手のオフ満喫映像が波紋呼ぶワケ

4年89.5億円でメッツと契約のマルテが乗馬に興じる動画をSNSに投稿

　このオフに4年総額7800万ドル（約89億4600万円）でメッツと契約を結んだスターリング・マルテ外野手。マーリンズとアスレチックスでプレーした昨季、両球団でメジャー最多の47盗塁をマークした韋駄天への期待は高いが、自身のSNSに先日投稿した動画が波紋を広げている。上半身裸で乗馬に興じる様子が、牧場で穴にはまるなどアクシデント続きで“不良債権化”した前メッツのヨエニス・セスペデスを思い起こさせるとしてファンは不安を感じているようだ。

　自身のインスタグラムに投稿した動画で、マルテは上半身裸のジーンズ姿でムキムキの肉体美を披露。ゴールドのネックレスを着け、黒いカウボーイハットとブーツ姿で乗馬を楽しんでいる。米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、この動画の影響で「セスペデス」がツイッター上でトレンドになったといい、「このシーンは2016年のスプリングトレーニングで乗馬を楽しんだカウボーイ姿のセスペデスの姿を思い起させた」と伝えた。

　セスペデスは2015年途中にタイガースからトレード移籍。同年はメッツで57戦17発、翌2016年も132試合出場で31発＆86打点と活躍し、そのオフに4年1億1000万ドル（約126億円）で契約したが、2017年からは故障が続いた。両足かかと手術からの復帰を目指した2019年には自身が経営する牧場で地面の穴にはまり転倒、右足首を骨折するなどして同年は不出場の憂き目に。契約最終年の2020年も8試合出場に終わった。

　マルテの行動に、セスペデスの二の舞となる危険性を感じたのか。マルテの投稿に対してファンは「セスペデスに似た雰囲気がする。神様、お願いだから」「まるでセスペデスだ。この男を馬から降ろせ」「足を骨折するなよ」といったコメントをしている。

　記事は「メッツのスプリングトレーニングで、マルテが馬に乗ってバック・ショーウォルター監督に挨拶するかどうかはロックアウトが終わらなければ分からないが、セスペデスがメッツでの最初のシーズンに収めた成功をマルテがリピートしてくれるならそんなことはどうでもいい」とも伝えた。セスペデスがメッツに加入した当初の2015、2016年に匹敵する活躍を、地元メディアはマルテに求めている。