“大阪ドーム”の本塁打王は? TOP10で際立つ「いてまえ打線」の面影、現役3人
現在は「京セラドーム大阪」、ランキングに吉田正尚らの名前も
昨季リーグ優勝を飾ったオリックスの本拠地・京セラドーム大阪。大阪ドームとして1997年に開場し、2004年までは近鉄の本拠地だった。甲子園球場とともに、関西のプロ野球を支えてきた舞台で、誰が最も本塁打を放っているのか――。歴代のトップ10には、現役選手も3人ランクインした。
堂々の1位はタフィー・ローズ氏で149本。近鉄で123本、巨人で1本、オリックスで25本を放った。2位は中村紀洋・中日1軍打撃コーチで123本。3位はT-岡田外野手で74本となっているが、上位2人とは大きく差が開いている。
T-岡田のほか現役選手では、阪神の糸井嘉男外野手が38本で8位、オリックスの吉田正尚外野手が35本で9位となっている。昨季に初の本塁打王を獲得した杉本裕太郎外野手は今季以降もコンスタントにアーチを重ねられれば、ベスト10入りも遠くなさそうだ。
ランキングで際立ったのが、近鉄時代の面影。ローズ氏や中村コーチだけでなく吉岡雄二氏や礒部公一氏ら2000年前後の「いてまえ打線」を形成した猛者たちが並んだ。今季以降も、ドームに描かれる放物線から目が離せない。