MLB歴代最高ユニは? 王道のTOP2より目を引く3位は「大胆で球史に残るデザイン」
伝統球団のドジャース、ヤンキースが1、2位となった
野球の“戦闘服”であるユニホーム。伝統を守り続けるチームもあれば、斬新なものにトライすることも。米スポーツ局「ESPN」は、MLB“歴代最高ユニホーム20傑”を選定。ドジャース、ヤンキースを1、2位とし、ホワイトソックスが1982-1986年に使用した大胆デザインを3位に挙げている。
1位はドジャースの現在のユニホーム。「伝統的と言われるには理由がある。ドジャースの基本ユニホームはブルックリンに本拠地を置いていた時代からほとんど変わっていない。筆記体のDodgersの文字、赤い胸番号、清潔感のある白いユニホームは全スポーツの中で最も好ましいデザインのひとつ」と評価した。
2位はヤンキースのピンストライプ。「ロゴは世界で最も認知度の高い部類に入る。ユニホームデザインも然り」と述べた。ロゴは当初、ニューヨーク市警の勲章に使われた文字で、ティファニー社のデザイン。ロゴが採用された当時、ヤンキースのオーナーのひとりが元ニューヨーク市警察署長だったことから採用されたという説があるそうだ。
そして3位がホワイトソックスの1982年~1986年バージョン。「短パンなど失敗もあったホワイトソックスだが、大胆で球史に残る最高のデザインもあった。頭から被るプルオーバータイプのトップスから胸を横切るSOXの文字のフォントまで、このユニホームは当時のトレンドすべてが生かされている」と評した。デザインを公募し、約1600の候補からファン投票で選ばれたユニホームだという。