野茂英雄が2球場で“唯一の男” 未達成は4球場、本拠地別“ノーヒット試合”の確率
ノーヒット試合の数÷プレーオフを含む各球場の総試合数で計算
メジャー30球団の本拠地の“ノーヒット試合達成確立”をMLB公式が算出した。ノーヒット試合の数÷プレーオフを含む各球場の総試合数で計算。1位は1.57%で、1度も達成していない球場が4つもある。
1位はレンジャーズのグローブライフフィールド(1.57%)で、127試合中2試合達成した。オフに打線を強化しているレンジャーズだが、ノーヒット試合を最も高確率で見られる球場といえる。
2位はマリナーズのTモバイルパーク(0.34%)で「ヒサシ・イワクマが2015年オリオールズ戦でノーヒット試合を達成した球場」と紹介されている。岩隈は野茂英雄氏以来、日本人投手2人目の快挙をこの地で達成した。
大谷翔平投手が所属するエンゼルスのエンゼルスタジアムは9位(0.18%)。野茂氏が1度目のノーヒットノーランを達成したロッキーズのクアーズフィールドは25位(0.05%)、2度目に達成したオリオールズのカムデンヤーズは26位。こちらはいずれも1度のみで、野茂氏以外に達成した投手はいない。
そして1度も達成されていないのがツインズのターゲットフィールド(925試合)、ヤンキースのヤンキースタジアム(1038試合、旧ヤンキースタジアムは除く)、カージナルスのブッシュスタジアム(1238試合)、ブレーブスのトゥルイストパーク(368試合)の4球場となった。今季はこの“伝説”が崩れるような快挙が起きるのだろうか。
(Full-Count編集部)